早押しクイズとカルタには、「押しポイント」「決まり字」といった共通項があります。
それならば、決まり字で詠み人を当てるクイズが作れるじゃないか！ということで百人一首クイズです。
百人一首に選ばれた和歌（の決まり字）から、その詠み人をお答え下さい。
第1問
め
解答
紫式部
//言わずと知れた『源氏物語』の作者。
巡（めぐ）りあひて 見（み）しや夫（それ）とも わかぬまに
雲（くも）がくれにし 夜半（よは）の月（つき）かな
第2問
ちは
解答
在原業平（ありわらのなりひら）
//『伊勢物語』のモデルとされる。
千早（ちはや）振（ぶ）る 神代（かみよ）もきかず 竜田川（たつたがは）
から紅（くれなゐ）に 水（みづ）くくるとは
第3問
はなの
解答
小野小町
//六歌仙の一人。世界三大美女の一人（諸説あり）。
花（はな）の色（いろ）は 移（うつ）りにけりな いたづらに
わが身（み）世（よ）にふる ながめせしまに
第4問
よを
解答
清少納言
//言わずと知れた『枕草子』の作者。
夜（よ）をこめて 鳥（とり）の空音（そらね）は はかるとも
世（よ）に逢坂（あふさか）の 關（せき）はゆるさじ
第5問
あきの
解答
天智天皇（てんじ-）
//百人一首第1番の和歌。
秋（あき）の田（た）の かりほの庵（いほ）のとまをあらみ
わが衣手（ころもで）は 露（つゆ）にぬれつつ
第6問
せ
解答
崇徳院（すとくいん）
//第75代天皇、保元の乱で後白河天皇に敗れる。
瀬（せ）をはやみ 岩（いは）にせかるる 瀧川（たきがは）の
われても末（すゑ）に あはむとぞ思（おも）ふ
第7問
ひとは
解答
紀貫之（きのつらゆき）
//言わずと知れ切った『土佐日記』の作者。
人（ひと）はいさ 心（こころ）も知（し）らず ふるさとは
花（はな）ぞ昔（むかし）の 香（か）に匂（にほ）ひける
第8問
こぬ
解答
藤原定家（ふじわらのていか）
//百人一首の撰者（せんじゃ）。
來（こ）ぬ人（ひと）を まつほの浦（うら）の 夕（ゆふ）なぎに
やくや藻塩（もしほ）の 身（み）もこがれつつ
第9問
これ
解答
蝉丸
//百人一首中、唯一濁点・半濁点が使われていない和歌。
是（こ）れやこの 行（ゆ）くもかへるも別（わか）れては
知（し）るもしらぬも 逢坂（あふさか）の關（せき）
第10問
ふ
解答
文屋康秀（ふんやのやすひで）
//六歌仙の一人。
吹（ふ）くからに 秋（あき）の草木（くさき）の しをるれば
むべ山風（やまかぜ）を 嵐（あらし）と云（い）ふらむ
